1年半ぶりだろうか。
アイカは地元の先輩に会った。
長身のイケメンだ。
久しぶりに会えてアイカはとても嬉しかった。
ところが、話が合っているうちにお互いに気になってしまう。
当時のアイカは恋愛の話が好きだった。
ロマンチックな家具や家の話しになると夢中になる。
しかし、好きな男性に恋人になることはできないと言われたとき。
アイカは理由を尋ねた。
アイカからは女の子キャラを感じないからだ。
本当の私を見ていないと思ったアイカ。
それでも気になる存在になったとはいえ、本音を知った時は悲しかった。
恋愛対象にしたかった。
ライン交換はしている。
しかし、もともと頻繁にラインをしているタイプではない。
アイカにとっては、恋愛対象外から恋愛対象になった経験がすべて。
今度会うべきと友人に言われ、アイカは本気になるのだが…